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屋根の形のご紹介⑧

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本日は「錣屋根(しころやね)」です。

入母屋と形状は似ていますが、切り妻から続く屋根の角度が途中で変わり、緩い勾配となります。

京都御所の紫宸殿、大阪の四天王寺金堂の二重目屋根が有名です。

錣とは兜や頭巾などの下部に付けられた布や縅の覆いことで、後頭部を保護する役目を持っています。

形状が似ていることから名称の由来となりました。

次回ご紹介は「越屋根」です。

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